前庭疾患のこと
日曜日, 12月 14th, 2003今までのEntryのなかで、多くのコメントを頂いている前庭疾患のことをもう少し詳しくお話ししてみようかと思います。前庭疾患の中には中枢性のもの(脳の問題)と末梢性のもの(三半規管の問題)の2つに分類されるのですが、一般的にみられるものは末梢性の前庭疾患がほとんどで中耳炎や内耳炎あるいは老化が大きく病気に関わっています。飼い主さんが気になるところは“症状がどの位の期間で改善してくるか?”といったところでしょう。年齢や原因によって異なってきますが、嘔吐・食欲不振・斜頸による運動失調は1〜2週間かけて徐々に改善してきます。治療にはとにかく安静が必要です!(当院では吐き止めを点滴しながら安静を保てるように入院治療をさせていただいています)常に目が回っている様な状態ですから、無理に動かす様なことはしない方がよいでしょう。 【まめ知識】中枢性か末梢性かを見分けるのは目の振れ方を見てください。水平だったら末梢性、水平から垂直、さらには回転性だったら中枢性です。中枢性だと治療はなかなか難しいです。
