トップ | 理念 | 診療と施設 | 料金表 | アクセス&地図 | お問い合わせ

Archive for 2月, 2011

病気の明暗

火曜日, 2月 1st, 2011

 2011年になったなぁ・・・と思いきや、早くも1ヶ月が過ぎてしまいました。初エントリーにしてはちょっと重い内容になりますが、年始に診察した2頭のダックスの話になります。1頭目は同居犬と喧嘩し腰を痛めたようで完全に腰抜け状態で来院されました。自分の力では全く立つことができませんでしたが、深部痛覚(足先を強くつねることでみられる痛み)があったので薬を使っての内科療法とレーザーによる理学療法を行いました。2頭目は急に腰が抜けてしまい、3日間近所の病院でステロイドによる治療をうけてからの来院でした。やはり自分の力では立つことができず、深部痛覚もわずかにありました。手術を希望されての来院でしたが、不随の様子(脚に力が入らなくなった状態)に異常を感じたためMRIを撮影してもらいに専門施設に足を運んでもらいました。結果は【脊髄軟化症】 脊髄の軟化が止まってくれれば何とか生きながらえることはできますが、どんどん進めば命が脅かされる病気で、手術はもちろん内科療法や理学療法でも症状を治めることが困難な脊髄疾患でした。ブーム初期頃から飼われ始めたダックスもそろそろ病気に気をつけ始めなければならないなぁと思った矢先に襲いかかってくる脊髄疾患。腰抜けの症状の見極めは早めが肝心です。早めにかかりつけの病院や専門機関にお問い合わせください。 P.S 1頭目のダックスは順調に回復し、短い散歩ができるようになってきました。2頭目のダックスは軟化症の進行が止まり、車いすでの生活を送っているようです。自分の脚では歩けなくなってしまいましたが命あっての物種、頑張ってほしいものです。


Ferretアクセス解析