何度かこちらでもお知らせしておりましたが、前院長であり私の父である野亦克彌は、1月12日午後4時35分、私たちの手の届かない場所へ旅立っていきました。12月1日より前立腺ガンに対する抗がん剤治療と、痛みを緩和するための放射線治療のために済生会宇都宮病院に入院いたしました。途中までの経過は良好でしたが、13日の晩より突然意識を失ってから約4週間。もう一度言葉を交わしたいという私たち家族の願いは叶うことなく逝ってしまいました。家族としてはもう少しがんばってほしかったという気持ちですが、病気と痛みから解放され安らかに眠っている父の顔を見ていると『これで良かった。きっと自分で納得して選んだ道なんだ』と自分に言い聞かせております。
ご心配をいただいて連絡をいただいた皆様、本当にありがとうございました。