29日 木曜:休診日
30日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜6:00
1 日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜6:00
2 日 午前10:00〜13:00 午後休診
3 日 午前10:00〜13:00 午後休診
4 日 午前10:00〜13:00 午後休診
5 日 休診
6 日 木曜:休診日
尚、急患に関しては可能な限り対応いたします。留守電の場合でもお名前・症状などをお残しください。
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もうすぐ予防シーズンが始まります。
早いもので今年も狂犬病予防接種やフィラリア・ノミ・ダニ予防のがやってきます。予防関係の薬もラインナップが充実し、病院としても選択の幅が広くなりました。当院はミルベマイシン(←まだジェネリックが発売されていない)を主成分とする錠剤と、イベルメクチン(←ジェネリックが発売されている)を主成分とするチュアブルタイプとタブレットタイプを使用する予定です。イベルメクチン製剤に関しては様々なラインナップが充実し価格の幅も大きいようです。BSEの関係か飼い主さんの関心度も高くなり、製造元や含まれるものが国内のものかあるいは海外のものかかという事も重要なようです。フィラリア予防薬で検索したところちょっと古いものですが、こんな記事を見つけましたURL:http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20 本来獣医師の処方がないと買えないはずの予防薬が売買されていた話ですが、どこから入手したのでしょうか?予防薬を動物病院で買うと高いといったイメージがあるかもしれませんが、ジェネリックもありますので是非お掛かりの動物病院に相談してみてくださいね。
検査をする側・される側
この仕事をしていると検査をする側であるために、される側の気持ちや体験というものがないので患者さん側にたった感情がどんなものかというのは察し得ないところがあります。そんな自分でしたが、約1年ちょっと前に軽いメニエル症を患ったことをきっかけに採血の体験やら血液検査の結果報告など、する側からされる側に変わったことで患者さんに対してどのように説明すべきか今まで以上に考えるようになりました。そして最近、内視鏡で自分の胃の中を覗いてきました(一般的には胃カメラっていうやつですね)。内視鏡は取り扱ったこともあるので実際先生がどのような感じで処置をするのか、自分の胃の中はどうなっているのか興味津々でいたのですが [もっと読む…] about 検査をする側・される側
あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。皆さん年末年始は何事もなく過ごすことはできましたか。自分にとって12月というのは鬼門のようで一昨年前はメニエル症(軽度のものでしたが)、そして昨年は新型インフルエンザとなにかしら体調に問題を起こす月のようです。とはいえ新型インフルエンザも思ったほど症状は酷くなく、熱も最高38℃までしか上がりませんでした。噂ばかりが一人歩きし非常に怖いものというイメージがありましたが、適切に対応すればふつうの風邪と同じくらいで済んでしまうものなのかもしれません。ということで今年は一年を通して健康に過ごせるように心掛けたいなぁと思っております。
写真(中央にある)は昨年末導入したアイデックス社のVetlab Stationです。血液検査の機械はずっとアイデックスさんにお世話になっていたのですが、海外の機械のため表記が全て英語で患者さんに説明するに当たって少々不便を感じていました。が、これを導入したことにより表記が日本語となり、各項目についても詳しい説明書をつけることができるのでインフォームドコンセントにはうってつけの機械です。さらには継続定期に患者さんの結果を集積することができるので経過観察にも最適、患者さんにとっても病院にとってもありがたい機械です。年末どうしようかと悩みましたが導入して正解でした。今年も機械の導入に限らず、新しい情報や技術、そして大学院で学んでいることを現場にフィードバックできるよう頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。。
どんな研究がしたいですか?
大学院に入学して早8ヶ月。1年目は授業に出て単位を取得することがメインですが、同時にどんな研究をすすめていくかということも考えねばならない期間でもあります。てっきり大学院というところは研究課題が与えられ、それを黙々とこなしデータをまとめ最終的に論文にするところだと思っていました。ところが、自分が所属する教授の最初の一言は【どんな研究がしたいですか?】というものでした。その問いかけに〖将来、小動物臨床の現場で役立てるもの〗としか答えることができなかった4〜5月でしたが、とりあえず予備研究ではありますが課題が何とか決まりました。内容については論文に関わるものなのでこちらでは公にはできませんが、もし自分が思っているような研究ができ論文にまとめることができたらと思うとなんだかわくわくしてきました。とは言ってもクリアしなければならない事もあるので当面は研究に結びつく予備実験で結果を出さねばなりません。臨床の現場とはまた違った方向で物事を見ていく大学院での研究。これから楽しくなりそうです。
組織検査の結果は・・・。
9月はなにかと手術がたて込んでいました。その中でも自分が宇都宮で仕事を始めた頃からの患者さんのコーギーのお話です。昨日までは元気だったのに、今朝は散歩にも行きたがらないし食欲もいまいちということで来院されました。お腹を触ってみるとどうも触られるのが嫌そうで、静かに触診をすすめていくと怪しげな固まりが。血液検査では異常値は認められなかったけれど、超音波検査では明らかに腫瘍らしきものが。飼い主さんの同意を得て即開腹手術をさせてもらいました。開けてみると・・・ここのところ見慣れた脾臓に大きな腫瘍が2つ確認されました。“また血管肉腫か・・・”嫌な思いが頭をよぎりましたが血管を速やかに処置し脾臓を全て摘出しました。飼い主さんには結果によっては最悪な場合の話もしながら、病理組織検査の結果を待ちました。結果は血腫。血腫とは出血した血液がひと塊となってたまった状態をいうのですが見た目は悪性の血管肉腫そっくりでした。悪性ではなかったという結果に自分も飼い主さんもほっと一安心。かと思えば、ここ数ヶ月大きさの変化もほとんどなかった皮膚のしこりを手術し検査したら、肥満細胞腫という悪性腫瘍で経過によっては再手術&抗ガン治療をしなければならない症例も控えています。しかし腫瘍やガンを患うペットがホントに増えました。遺伝なのか、交配の問題なのか、それとも食生活の問題なのか。腫瘍やガンの予防医療が進むことを願うばかりです。
またまた、久しぶりの・・・。
更新になってしまいました。以前の更新はいつのことやら状態ですが、ここのところ続いていた手術のお話をしようかと思います。ひとつは11才になるアメリカンコッカースパニエルの乳腺腫瘍全摘出術。必ずしも避妊手術をしていないからというわけではありませんが、腫瘍は左右の乳腺のいたるところにできていました。再発のことを考えると不妊手術も行うことが望ましいのですが、なるべく短時間に済ませたいことが前提でしたので飼い主さんと協議のうえ乳腺腫瘍の手術のみを行いました。一般的には片方ずつ乳腺腫瘍を取る方法もあるのですが、一度の手術で済ませたいという事もあり両側同時に摘出する方法で行いました。先日無事に抜糸を終え、皮膚も突っ張りすぎず邪魔な腫瘍もなくなりなかなか快適そうでした。もうひとつは13才になるチワワの会陰ヘルニア整復手術。高齢ということもありましたが、会陰ヘルニアは一般的には肛門を正面に見て右側に多く見られるのですが今回は左側。ということでどんな状況にも対応できるよう準備をして手術に挑みましたが思っていたより組織の状態が良く無事に終了。先日の抜糸時に経過を聞いてみると、立派なうんちがあまりいきまなくても出ているということでした。いくら上手に手術をしても、術後の管理が疎かになれば手術の成果はすぐに破綻してしまいます。会陰ヘルニアもその一つ。飼い主さんの食餌管理とうんちを柔らかくする薬の投与はしばらく続きます。飼い主さんには頑張っていただかなくてはなりません。さて、今月のメインイベントといってもいいくらいの手術だったコリーの不妊手術。『何だただの不妊手術じゃん』と思われるでしょうが、コリーは術前術後の麻酔管理が大変なのとお腹の中が脂肪だらけ(以前勤務していた病院のベテラン先生にもコリーは別の生き物だと思った方がいいといわれていた)。さらには年齢不詳ということもありだいぶ気を遣いました。正直、コリーのお腹はもう開けたくないというのが手術を終わってからの感想で本当に脂肪だらけでした。そのことを飼い主さんにお話ししたら笑われてしまいましたが・・・。そんなこんなであわただしかった8月ももうすぐ終わり。来月も頑張ろう。
2足の草鞋を履くのは・・・。
4月から大学院に通うようになりはや3ヶ月。平日は病院で診療、休診日は大学院で授業(1年生なので・・・)となかなか休むことも気分転換も出来ぬまま6月が過ぎてしまいました。とはいえ勉強のほうは充実してまして、所属する教授と少しずつどんな研究をしていくかといった話も進み後期には研究を少しずつ始めていくことになるかと思っています。病院の日々はというと、まだまだフィラリア予防から狂犬病の予防接種といった予防関係の診療がメインですが、その合間に一般的な外科手術から整形外科がちょこちょこ入ってきているので気が休まることがありません。が、手術を終えて抜糸にいらっしゃる飼い主さんから『元気になりました』と嬉しそうに言っていただけると疲れも何処へやら。しかしながらBlogを書く余裕と体力は・・・ごらんの通り1ヶ月以上空けての更新になってしまいました。話題がないわけではないのですが・・・頑張って更新します。
さて、お知らせにありますように7月11日(土曜日)は都合により休診とさせていただきます。土曜日とあってご迷惑をお掛けすることと思いますが、何卒よろしくお願いします。
G.Wも過ぎて・・・。
お休みモードの体からお仕事モードの体に戻りつつあるのではないでしょうか。当院でも1日お休みをいただきましたが、いろいろあった連休でした。1つ目は猫の骨折。全く家の外に出さないということでしたが、その猫の膝は3つに砕け大変なことになっていました。が、術後の経過もよく少しずつではありますが骨折した足を使って歩いてくれるようになりました。
2つ目はコーギーの椎間板ヘルニア。連休前までは飲み薬の効果もあってかよく歩けていたのですが、急にまた歩けなくなったとのことで来院されました。明らかに初診の時と様子が違ったのでMRIを撮ってもらうことにしました。すると頸椎〜胸椎に大きな椎間板ヘルニアが確認され手術に。とは言ってもこの部位の椎間板ヘルニアは難易度が高いため大学病院を紹介させていただきました。3つめはパピヨンのお産。以前にも当院で帝王切開させていただいたのですが、今回も胎盤剥離の兆候が見られたため手術を行いましたが2頭のうち1頭は残念ながら亡くなってしまいました。これからの時期は狂犬病予防接種やらフィラリア予防やらで忙しい時期になりますが、こんなときでも様々な病気に対応できるよう自己研鑽しておかねばならないと痛感しております。
G.W期間中の診療について。
みなさん、今年の連休はどのように過ごされるのでしょうか?連休中は何かとせわしく思わぬ事故に見舞われることもあります。くれぐれもペット(もちろん飼い主さんも)に事故がないようにお過ごしください。さて当院の連休中の診療ですが以下のようにさせていただこうと思っております。よろしくお願い致します。
29日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
30日 木曜:休診日
1 日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
2 日 午前10:00〜12:00 午後3:00〜5:00
3 日 午前10:00〜13:00 午後休診
4 日 午前10:00〜13:00 午後休診(大学院の場合、終日休診)
5 日 午前10:00〜13:00 午後休診
6 日 休診
7 日 木曜:休診日
8 日 通常通り診療
尚、急患に限っては時間外でも可能な限り対応させていただきます。