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のまた犬猫病院

[宇都宮市] 手術に定評がある動物病院

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早くも季節の変わり目か。

2007/3/12 月曜日 by nomata コメントを書く

 3月に入り1〜2月は何だったのだろうというくらい忙しくなりました(というか病気が増えたのかな?)。とはいえ季節とは関係ない病気も多数あったのですが、ちょっと大変だったのが猫の糖尿病でした。人ならば自覚症状や自ら通院することで病気を早期に発見することが出来ますが、犬猫の場合ではそうはいきません。ときに猫では、太った→よく食べる→元気 という流れから 最近やせてきた→食事を増やす→食べない→糖尿病が発症していたというケースをよくみます。当院で糖尿病〜糖尿病を疑わせる患者さんのほとんどが朝から晩までの仕事で、猫がいつでも食事を摂れるようにと置き餌をしている方がほとんどでした。良かれと思ってやっていたことが徒になってしまっていたのです。必ずしもそうとは限りませんが、置き餌にはあまり良いことはないようです。置き餌をされている飼い主さんは気をつけてみてくださいね。
 まだまだ寒い日がありますが、先日早速ダニに刺されたという患者さんがいらっしゃいました。今年はノミ・ダニ・フィラリアなどの予防は少々早めに始めた方がいいかもしれません。

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『入院』の意味

2007/2/24 土曜日 by nomata コメントを書く

 入院というと先生が一晩中付きっきりで治療してくれて安心なイメージかあるかと思います。一晩中付きっきりは無理としても、状態によっては数時間おきに見回ってくれていれば入院の意味があるかもしれません。自宅に併設されている病院ならば見回りや付き添いは自由なのですが、テナント契約の病院だったりすると、夜間人が滞在(宿泊)すること自体が契約に反してしまうことがあるため病院を空けざる終えないという話を知り合いから聞いたことがあります。けれどもどうしても入院が必要な患者さんが来た場合は、寝袋を持ってこっそり夜勤をするという先生もいらっしゃるそうです。
 入院は飼い主さんが自宅で管理するのが難しい状態(手術後etc.)であったり、点滴による継続的な治療や管理が必要と判断された場合に勧められるものだと考えています。入院させたらからには責任を持って管理するのが獣医師としての使命。入院させるだけさせておいて、夜間は院内に誰も滞在(見回り)することがない病院もあるそうです。夜間どのような管理をしてくれるか確認することは、実際に入院をさせるかどうかを決める重要なポイントだと思います。必ずチェックしてみてくださいね。

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嗚呼、更新が・・・。

2007/2/19 月曜日 by nomata コメントを書く

 今月は頑張って更新しようと思っていたのですが、前回の更新からだいぶさぼってしまいました。病院での話題というものはどうしても難しい病気の内容に偏ってしまいがちで、かといってあまりふざけた内容(個人的な愚痴etc.)では病院のホームページには相応しくないし・・・。最初の頃の頑張りは何処へやらといった感じです。まあ、あまり肩に力を入れずに更新できるように頑張ります。
 さて真面目なお話しですが、先日お隣の群馬県からわざわざ当院まで足を運んでくださっていたバーニーズマウンテンドックの飼い主さんから、その子が亡くなったというご連絡を頂きました。当院で2回手術をさせてもらい、年齢からくる変形性脊椎症を緩和するためにレーザー治療やお薬での治療を行っていたのですが、13年間の命を全うしました。私が診察に携わったのは後半でしたが、今までよく頑張ってくれたと思います。その子は最終的には入院などすることなく自宅で飼い主さんに看取られながら亡くなったようです。命が終わりを告げることはどんな時も悲しいものですが、飼い主さんに看取ってもらえることってそのペットにはとても幸せなことだろうと思っています。ゆっくり休んでくださいね。

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同じことなのになぜ?

2007/2/10 土曜日 by nomata コメントを書く

 医療というと崇高なイメージがありますが、これによって生計を立てているわけですからどうしても料金が発生してきます。例えばワクチンやフィラリア予防薬では原価があり、そこに診察料や技術料・処方料というものが加わり飼い主さんに請求されることになります。このように原価があるものであればあまり大きな料金の差はでませんが、処置や手術によっては使用する材料や器具その先生の腕前などによって天と地のような差が出てしまうこともあります。料金は高すぎても安すぎても問題があります。 [もっと読む…] about 同じことなのになぜ?

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手術手洗いの概念

2007/2/3 土曜日 by nomata コメントを書く

 手術の前にはブラシで指先から肘までゴシゴシ丁寧に手洗いすることが基本とされています。おそらく現在、大学の外科実習で教えている方法も変わってはいないと思います。滅菌消毒の基本的な作法を身につけておくことは自分が開業した際に、手術での余計な感染を予防するために必要なことだと思います。もう5年前の2002年に発表された手指衛生ガイドラインというものには、今までの手術手洗いの概念を変えるような発表がされていました。それは【ラビング法】というもので、速乾性擦り込み式手指消毒剤を皮膚に擦り込んでいくというものです。もちろん手洗いの仕方にもある程度の規制がありますが、ブラシによる手洗いの欠点を解消し、それと同等あるいはそれ以上の殺菌効果を得ているというデーターも発表されています。これは人医療での話ですが、手術に際しての手洗いについては獣医療にも充分適応されることだと思います。今までの概念にとらわれず、良いと思われることはどんどん取り入れていくことはどんな医療の現場にも必要なことかもしれませんね。

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サプリメント文化

2007/1/26 金曜日 by nomata コメントを書く

 人も動物の世界もサプリメントブームのようです。最近では食事代わりのようにサプリメントを飲んでいる人を見かけます。人は意識的にサプリメントを飲んでいるので、心理的にもなんか体調か良いような気がするという効果もあるのではないでしょうか。けれども何も判らずサプリメントを飲まされているペットはどうなのでしょう。もちろん飲ませていることで目に見えて効果があるものもあれば、飲ませていてもあまり代わり映えのしないものもあるでしょう。薬もそうなのですが効果が認められない場合、漫然と使用すべきではないとあります。そもそもサプリメントとは足りないものを補うためのものだと私は認識しております。しっかりとした食事を摂っていて足りないものを補うのならばいいのですが、何でもかんでもサプリメントというのはいかがなものかと思います。大切なペットに健康でいて欲しいという気持ちでサプリメントを与える気持ちはわかりますが、何よりバランスの良い食事をさせてあげることも大事だということを忘れないでください。

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“〜たら〜れば”の話

2007/1/22 月曜日 by nomata コメントを書く

 骨折させてしまったり、異物を食べさせてしまい開腹することになったり、何らかの症状が出ているにもかかわらず様子を見すぎてしまったり・・・。何度かここでもお話ししていますが獣医医療は後手に回っており、ゼロからのスタートではなくマイナスからのスタートであることが多々あります。治療法によって症状が良くなるにも時間がかかることもありますし、症状によっては飼い主さんからの聴取を主体に行うため時によっては治療の優先順位が変わることだってあります。終わってみたときに“こちらの治療を先にしていれば”とか“他の先生に掛かっていれば”などの“〜たら〜れば”の話を耳にすることがあります。治療する立場の人間も、そして治療を任している立場の人間も、お互いに結果論でものを言うことは簡単です。その時の状態はその場に関わった者の判断に委ねられます。事が済んでからの【たられば話】はできる限りしたくないものです。そうならないためにも日頃の勉強や情報収集は大切だと痛感します。

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麻酔薬の管理

2007/1/20 土曜日 by nomata コメントを書く

 獣医が麻酔薬として使用しているケタミンの取り扱いが麻薬扱いとなってもうすぐ1ヶ月になろうとしています。以前は麻酔処置といえば手軽に(?)使用していたケタミンも、1月からはどの患者さんにどれだけ使用したかということを帳簿とカルテに正確に記載しなければなりません。もちろん保管は据え付けられた金庫です。横浜に勤務しているとき、すでに麻薬の取り扱いについてはしっかり教え込まれていたので帳簿に付けたりすることは決して苦ではないのですが、やはり麻薬扱いとなってしまったケタミンは以前のように手軽なものでなくなってしまったことは事実です。父の知っている年配の先生もケタミンの絡みでもう手術はやらないとまで言っているようです。これからはどんな業種でもいろいろ規制されることが増えていくのだろうけれど、悪用されたことで規制されるようなことがないことを期待したいものです。

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病気と仲良く

2007/1/19 金曜日 by nomata コメントを書く

 病気はしないに越したことはありませんが、先天的に持って生まれてしまったり、犬種特有の病気が出てしまうことがあります。外科的なもので手術をすれば治るものばかりではありません。何らかのお薬を飲み、ある程度の周期で診察を受けなくてはいけないものもあります。最近お問い合わせが多い【気管虚脱】も発症してしまうとお薬や病院とお付き合いをしなければならない病気のひとつです。【気管虚脱】の発生原因は明らかにはなっていませんが、気管を構成している軟骨の糖タンパクやプロテオグリカンが減少してその形状を維持できなくなった為、気管が虚脱(潰れて)しまうようです。診断方法はレントゲンで吸気時と呼気時の撮影を行い気管を比較する方法と、気管支鏡(内視鏡)にて気管を観察する方法が確定診断には有効です。さて飼い主の皆さんが一番気になる治療法〜予後判定ですが、【気管虚脱】という病気は完治ではなく症状の緩和を目的とした治療になることをご理解ください。気管支拡張剤や鎮咳薬、コルチコステロイドによる内科治療も症状を緩和することはできますが、虚脱してしまった気管自体を修復するものではありません。外科手術によって治療する方法も100%ではなく、術後に何らかのケアーが必要となる場合もあります。犬猫は治療さえすれば何でも治ると思われている方もいらっしゃるのですが、【気管虚脱】のように治しきることができない病気もあります。けれども病気と上手につきあうことで快適な日常生活を送ることはできます。動物医療にもこのような病気があることを知っていただければ幸いです。

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ブルセラ症

2007/1/13 土曜日 by nomata コメントを書く

 何となく変な病名ですが、これは人畜共通伝染病といって動物から人に感染する注意しなければならない病気なんです。2〜3日前、インターネットの記事で目にしたのでどんな病気なのか、何を注意したらよいのか書いてみたいと思います。原因はBrucella canisという細菌で、犬の精巣や前立腺・子宮・膣を好んで感染します。ですから病気が判らず交配してしまうことで病気がどんどん広まってしまうわけです。一般的な症状は突発性流産〜死産・不妊症・精巣炎・精巣上体炎・椎間板脊椎炎や敗血症などがみられます。これが人に感染したときの症状は、間欠的な発熱と倦怠感がみられるようです。もしブルセラ症が疑われたら、排泄された死産胎児や分娩排泄物など直接手で触れないことが大切。また疑わしきものは直ちに動物病院にて血清学的な検査を受け診断を受けることをお勧めします。ブルセラ症は抗生物質の長期投与で治療することはできますが、完全に原因菌を除去することは難しいようで、不妊手術をすることが病気を広げない一番の方法のようです。多頭飼育されている方は良く注意されたほうがいい病気のひとつですね。

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のまた犬猫病院

住所:〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田5丁目1−3
電話: 028-622-7785

休診:木曜日

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